嵐の大野君が出演している「忍びの国」を見てきました。
予告では、結構派手なアクションをしているのに、ほんわかとした大野君が主役で大丈夫なのかな?と思って気になっていた映画でした。
7/1公開
7/1に舞台挨拶があったのですが、すっかり失念しており、予約していませんでした。
失敗。。生でみたかった。。。
たまたま1日だったので、映画チケットがお買い得の日なので、近所の映画館に行きました。
忍びの国
「忍びの国」とは、2008年に新潮社から出版された和田竜さんの小説がもとになっており、織田信長の時代の伊賀が舞台となります。
自分は読んだことがなかったのですが、ほんわかした大野君がどう忍者の主役を演じるか、気になっていました。
監督は中村義洋さん。去年公開の「殿、利息でござる!」は非常に面白い作品でした。
他の主な登場人物
・お国:石原さとみ
・下山平兵衛:鈴木亮平
・日置大膳:伊勢谷友介
石原さとみさんが出演することは直前まで気付いていなかったのですが、存在感がありました(^^)/
ストーリー
伊賀にはたくさんの忍者がおり、十二家評定衆という12人の実力者によって運営されており、忍者たち(下人)は外の国で任務をこなして収入を得ていました。
下人たちの命は軽んじられ、人は簡単に死んでいく。お金がすべての国でした。
そんな国の中で、無門とお国は暮していました。
ただ、年収が40貫になったら結婚するという約束なのですが、無門はまだ1貫と300文未満のお金しか稼げず、家に入れてもらえない生活。。。
そんな中、織田家の軍勢が伊賀の周りの国をどんどん併合していき、仕事がなくなっていきます。それに危機感を持った、十二家評定衆は織田家の軍門に下ることを決めて、下山平兵衛を使者に出します。
しかし、下山平兵衛が裏切り、伊賀のど真ん中に城の築城を進言。織田家のお金で城は完成したのですが、十二家評定衆によって燃やされてしまいます。
実はすべてが十二家評定衆の策略でした。
裏切りをさせたのも築城を進言させたのもすべてお金儲けのため。
織田家に勝ったという箔を付けて、周りの大名たちに高いお金で忍者たちを雇ってもらうことが目的でした。
だが、1つ誤算がありました。
下人たちも欲まみれ。今までは、大名たちがお金を払ってくれましたが、自国を守る戦いではお金が支払われません。
そのため、約半数の忍者が防衛の戦いを放棄し、国を捨てることに。。。
ところがお国が国を捨てるのはいやだといいはじめ、ひょんなことから手に入れた1万貫の価値があると言われる北畠家の家宝の茶入「小茄子」を元手に
「雑兵首には十文、兜首には十貫、信雄が首には五千貫を払う」
と下人たちを引き連れて、織田家の軍勢を追い払いに行きます。
という流れです。
感想
結末は想像とはだいぶ異なった形でした。
非常に面白いです。
結構CGがありましたが、それでも結構なアクション。
それを飄々と演じる大野君。
テレビで見るそのままのような雰囲気で、すごくキャラが似合っていました。
このキャストは正解ですね(^^)/
最後は、欲にまみれた人(忍者)たちは日本中にちらばり、自分勝手に生きていると風刺っぽく終わります。
こんな作品なのに、自分のとなりの席の人は硬いスナックのような食べ物をボリボリと上映中ずっと音と立てて食べていました。
非常に迷惑。。。
心臓強いですね。。。。そもそも、わざわざ何故映画館で食べるの???
予告
予告です。
予告でも迫力ありますね(^^)/
最後に
この映画は、日本忍者協会の初の公認映画だそうです。
そんな協会があるんですね。。。
ストーリー内にあった年収40貫、非常に高いのかと思ったら1貫10万~15万円ぐらいなんですね。(年収400万~600万円。。。)
しかし、たった100文(0.1貫)で暗殺を請け負うなんて、だいぶ命が軽い時代設定だったようです。
となると、「小茄子」は10億~15億。
茶器なのに高い(^^)/。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。