前回、万年筆ケースを作成しようとしましたが、中々うまく行きませんでした。
※作成しようと思ったらまず木型の作成が必要。まさかも木工作業から着手。。。
ただ、前回で木型はほぼ完成しましたので、手持ちの革から「タンニンなめし革」を探して、絞りの確認と革の本体の作成にチャレンジします。
革の絞り加工
絞り加工とは、革を濡らした後、木型に設置し、丸二日間掛けて乾燥させます。
前回は、この時点で革が伸びず失敗でした。
あまり万力を強くすると生地が傷んだり、木型自体が壊れたり。。。
加減が難しかったです。
今回は、いい感じに革が伸び、ちょうど万年筆が一本入るサイズになりました。
(裏から)
(表から)
余計な部分を切断しました。
思ったよりうまくいきました。
ただここから先の工程はたくさんあり、まだまだ序盤です。
本を参考にしながら進めていきます。
本体作成
型紙がついている本を色々探していると、参考になりそうな本がありました。
レザー関連の本はどれもこれも高価ですね。(>_<)
この本では、万年筆ケースの本体のみならず、木型の作成方法も載っています。
木型作成方法は、自分としてはhandsで加工してもらうほうがずっと楽だと思いますが、説明が細かく、非常にわかりやすいです。良い本です。
なので、細かい説明は本に任せるとして、作品はいきなりですが、完成しました。
どうしても自分の手元にある革は柔らかいものが多くて、これもベロ部分が弱いですが、万年筆の収納部分は我ながらよくできたと思います。
でも写真で見えにくいですが、コバの処理は難しかったです。
最後に
この作品は、工程が多くて量産には難しいです。
でも、革での絞り工程が学べるよい作品だと思います。
初めて革の絞りを見たのは、浅草橋のレザーショップでした。
着物の絞りは持っているし、よく知っていたのですが、まさか革の絞りがあるとは思いもしませんでした。しかも今回自分で作ることができるとは。。
これからも色んなスキルを身に着けたいですね。
参考にした本には、ビジネス用品がたくさん載っていますので、どれも作成するのが楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。